2004年07月02日(金)
監督交代について〜小野寺 重之社長のメッセージ
本日は皆様に、監督の交代決定につきまして、発表、ご説明させていただきます。
絶大なご理解とご支援をいただきながら、2004年ファーストステージが、3勝3分9敗、15位と誠に不本意な結果に終わりましたこと、まずもって深くお詫びを申し上げます。
さて、弊社は本日7月2日付で池谷友良監督(42)の辞任と、早野宏史氏(48)の新監督就任を発表させていただきました。ファーストステージの終了を もって、池谷監督から進退に関する相談の申し出があり、慎重かつ冷静にその真意などについて話し合いを重ねましたが、この中で「柏レイソル(日立)生え抜 きの身として、その責任の大きさを深く受け止めている」「いま余力をもって辞し、捲土重来をきしたい」との理由で、辞意表明がありました。連敗中、周囲が 騒然とし、厳しい声も寄せられる中でも、私としては監督交代の必要なしの方針を貫き通して参りましたが、ここに至っては、逆に池谷監督の我がレイソルを誰 以上にも愛す、真摯な姿勢に感銘を受けました。
今でも、彼の戦術眼の高さ、選手育成の巧みさ等についての評価は、いささかも変わっておりません。むしろ、監督初経験と言う立場ながら、過度の期待を背負わしてしまった私の責任を痛感している次第です。
そして一方、このような経過の中、新監督の選任は厳しい時間的制約との戦いでした。正直、池谷監督との話し合いと並行して進めざるを得ませんでした。し かしながら、池谷監督の後を受け継ぐに相応しい人材として、早野宏史氏に恵まれ、早野氏にも快諾を得ることが出来ましたのは、幸いこの上ない限りです。
早野氏のプロフィールなどにつきましては、すでに皆様の方がご承知であり、お詳しいと思います。横浜マリノス(当時)の監督として1995年サントリー シリーズ優勝の経験を持ち、その後ガンバ大阪で3シーズン監督を務め、現在はNHKの解説者として活躍しておられます。6日午後には日立柏サッカー場で就任記者会見に臨んでいただき、翌7日から福島・Jヴィレッジで合宿中のチームに合流していただきます。
最後になりますが、弊社はJリーグ昇格10周年の今季、「柏レイソル日本一プロジェクト」(3カ年計画)を掲げ、再出発を期してスタートを切りました。 「1年目から、なんだ」というお怒りの言葉は当然甘んじて受けなければならないと思います。しかし、私はこのプロジェクトの遂行が順風満帆なものであると は決して思ってはおりません。今回は、まさに最初の試練であると受け止めており、今後第二、第三の試練が訪れるものと思っております。そんな中にあっても 変わらず、『Jリーグ制覇』〜卓越した選手と戦術の保持〜の目標を堅持、努力、精進して参りたいと思います。
8月14日に開幕するセカンドステージでは、新監督のもと、チーム一丸となり、全力で巻き返しを図ります。皆様の今後も変わらぬご支援、ご協力を何卒宜しくお願いを申し上げます。
(株)日立柏レイソル代表取締役社長
小野寺 重之
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