11月2日に最初にお知らせしました、このたびの新型コロナウイルス陽性者の発生以来、ここまで選手5名、トップチームスタッフ11名、合計16名の陽性が判明しました。ファン･サポーターの皆様をはじめ、地域の皆様、Jリーグや各クラブ、クラブスポンサーや報道関係をはじめとする多くの関係者の皆様にご心配とご迷惑をおかけしておりますことを、改めましてお詫び申し上げます。

　トップチームは11月4日から、活動を休止し、自主隔離を続けておりました。この間、保健所のご指導をいただき、Jリーグや検査機関と連携しながら3回のPCR検査を実施しました。今後は個々の体調を確認した上で、来たる公式戦に向けてトレーニングを再開いたします。なお、その際はJリーグのプロトコルに沿って、トレーニングする人数を制限する、クラブハウス施設の使用停止や制限、用具の非共有や消毒などの感染予防対策をとった上での活動を徹底してまいります。

　今後の公式戦につきましては、まず11月21日（土）の明治安田生命J1リーグ第28節･サガン鳥栖戦（15時キックオフ、三協フロンテア柏スタジアム）は、Jリーグおよび対戦クラブとの協議により、予定通り開催することになりました。さらに11月3日開催予定でした同26節･ベガルタ仙台戦は12月1日（火）19時キックオフ、ユアテックスタジアム仙台開催で、また11月14日開催予定でした同27節･大分トリニータ戦は12月9日（水）19時キックオフ、三協フロンテア柏スタジアム開催で決定しました。
　そして、11月7日開催予定でしたYBCルヴァンカップ決勝戦は、来年2021年1月4日（月）、国立競技場（14時台のキックオフ予定）での開催が決定しました。
　これら当該試合のチケットのご案内や取扱いについては、順次お知らせしてまいります。

　またアカデミーチームにおいては活動休止の影響により、公式戦の出場を辞退したカテゴリーもあり、選手たちにとって貴重な試合や成長の機会を失うことになりました。選手や保護者の皆様に対しまして、深くお詫び申し上げます。

　今後に向けて、保健所や感染症専門家など関係各所からのご指導をいただきながら、まず陽性判定者の復帰と、集団感染の収束に全力を注いでまいります。また、今後のチーム全体トレーニングへの移行は、PCR検査の結果を鑑みながら検討してまいります。加えて、再発防止に向けたクラブ内への注意喚起、対策や環境改善にも着手し、トレーニングの運用についても、Jリーグのプロトコルに沿って、段階を踏んで慎重に進めていく所存です。
　そして選手･スタッフが安全に日常を過ごせるチーム環境を整え、また対戦クラブやファン･サポーターの皆様が安心して試合に臨めるように、クラブ一同取り組んでまいります。

（株）日立柏レイソル 代表取締役社長　瀧川 龍一郎