試合結果・日程
2019明治安田生命J2リーグ 第21節
2019年7月7日(日) 19:03KICKOFF 三協フロンテア柏スタジアム
HOME | 試合終了 | AWAY | ||
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4 |
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2 |
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36分 クリスティアーノ 45+2分 オルンガ 60分 江坂 任 77分 江坂 任 |
46分 佐藤 和弘 73分 佐藤 和弘 |
36分 クリスティアーノ 45+2分 オルンガ 60分 江坂 任 77分 江坂 任 |
46分 佐藤 和弘 73分 佐藤 和弘 |
得点
時間 | チーム | 背番号 | 名前 | 得点経過 (~:ドリブル、→:グラウンドパス、↑:浮き球パス、S:シュート) |
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36分 | 柏 | 9 | クリスティアーノ | 中央 9 → 左 26 ↑ 中央 9 右足S |
45+2分 | 柏 | 26 | オルンガ | 中央 35 ↑ 相手GK こぼれ球 相手DF こぼれ球 26 左足S |
46分 | 甲府 | 26 | 佐藤 和弘 | 中央 40 → 10 右足S 相手DF こぼれ球 26 左足S |
60分 | 柏 | 10 | 江坂 任 | 右 13 ↑ 中央 相手DF ヘディング こぼれ球 10 左足S |
73分 | 甲府 | 26 | 佐藤 和弘 | 右 41 → 中央 26 左足S 相手GK こぼれ球 26 右足S |
77分 | 柏 | 10 | 江坂 任 | 左 17 ↑ 26 ヘディング ↑ 10 ~ 中央 右足S |
メンバー
- 監督
- ネルシーニョ
- 監督
- 伊藤 彰
位置 | 背番号 | 名前 | シュート | 位置 | 背番号 | 名前 | シュート | ||
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前半 | 後半 | 前半 | 後半 | ||||||
GK | 23 | 中村 航輔 | 0 | 0 | GK | 31 | 岡西 宏祐 | 0 | 0 |
DF | 13 | 小池 龍太 | 0 | 0 | DF | 41 | 武岡 優斗 | 0 | 0 |
DF | 15 | 染谷 悠太 | 0 | 0 | DF | 22 | 小出 悠太 | 1 | 0 |
DF | 2 | 鎌田 次郎 | 0 | 0 | DF | 6 | エデル リマ | 0 | 0 |
DF | 4 | 古賀 太陽 | 0 | 0 | MF | 16 | 松橋 優 | 1 | 0 |
MF | 35 | ヒシャルジソン | 1 | 0 | MF | 40 | 小椋 祥平 | 0 | 0 |
MF | 17 | 手塚 康平 | 0 | 1 | MF | 26 | 佐藤 和弘 | 0 | 4 |
MF | 9 | クリスティアーノ | 3 | 1 | MF | 39 | 内田 健太 | 0 | 1 |
MF | 38 | 菊池 大介 | 0 | 0 | FW | 14 | 横谷 繁 | 0 | 2 |
FW | 26 | オルンガ | 5 | 2 | FW | 9 | ピーター ウタカ | 1 | 0 |
FW | 10 | 江坂 任 | 0 | 3 | FW | 25 | 森 晃太 | 0 |
位置 | 背番号 | 名前 | シュート | 位置 | 背番号 | 名前 | シュート | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
前半 | 後半 | 前半 | 後半 | ||||||
GK | 1 | 桐畑 和繁 | GK | 37 | 水上 珠吏 | ||||
DF | 3 | 田上 大地 | DF | 3 | 小柳 達司 | 0 | |||
MF | 5 | 小林 祐介 | DF | 4 | 山本 英臣 | ||||
MF | 24 | 宮本 駿晃 | 0 | MF | 2 | 湯澤 聖人 | |||
MF | 25 | 田中 陸 | MF | 11 | 曽根田 穣 | ||||
FW | 18 | 瀬川 祐輔 | FW | 10 | ドゥドゥ | 3 | |||
FW | 19 | ガブリエル | 0 | FW | 18 | 佐藤 洸一 | 1 |
-
警告・退場
時間 チーム 名前 理由 16分 甲府 松橋 優 ラフプレー 45+1分 柏 小池 龍太 反スポーツ的行為 61分 柏 ヒシャルジソン 反スポーツ的行為 -
交代
時間 チーム 交代 46分 甲府 森 晃太 → ドゥドゥ 62分 甲府 松橋 優 → 小柳 達司 73分 甲府 武岡 優斗 → 佐藤 滉一 79分 柏 菊池 大介 → 宮本 駿晃 90+1分 柏 江坂 任 → ガブリエル -
試合統計情報
柏 チーム 甲府 計 45 90 項目 計 45 90 16 9 7 シュート 14 3 11 8 2 6 GK 7 5 2 11 4 7 CK 3 2 1 5 2 3 直接FK 13 9 4 1 1 0 間接FK 7 5 2 1 1 0 オフサイド 7 5 2 0 0 0 PK 0 0 0 -
データボックス
天候 雨 入場者数 7,672人 風 弱風 主審 松尾 一 気温 19.8℃ 副審 金井 清一 湿度 89% 副審 田島 宏則 ピッチ 全面良芝、水含み 第4の審判員 俵 元希
ハーフタイムコメント
- 【柏レイソル】ネルシーニョ 監督
- ◆前半良いプレーができている。ただ、このペースを絶対に落とすな!
◆ボールをしっかり握ること。簡単に失わないように注意しよう - 【ヴァンフォーレ甲府】伊藤 彰 監督
- ◆相手のロングボールに対してしっかり対応すること
◆もっと自信を持ってボールを動かすこと
◆次の1点が大事。まとまって強い気持ちで戦おう
試合終了後のコメント
- ネルシーニョ 監督
- (今日は)非常に難しい戦いになるということがわかっていた。甲府は非常に経験豊富な選手が揃っていて、少なくとも自分の知る限りここ10年ほどは同じ戦い方を貫いているチーム。戦い方を熟知している選手が揃っているので足元をすくわれないようにきちっと序盤から集中してやらないといけないと選手たちに伝えていた。前半は我々としては非常に素晴らしい出来だった。得点を決めることが出来てからのゲームの展開、ボールの動かし方も非常に良かった。しかし、後半開始からおそらく1分も経たない内に相手に得点を取られてからは少し慌ててしまった時間帯が続いたように思う。我々がボールを奪った後に簡単なミスからボールロストしてしまうというシーンも多かったし、またそこにつけ込まれて少し優位にボールを動かされた時間帯もあった。ただ、相手の最終ラインのバイタルのスペースを突いて追加点を奪うことができ、結果我々にとっては今日の試合というのは今後戦いを進めて行く上でも非常に重要な位置付けの試合だったので勝利で終えることができて良かったと思っている。
(練習では瀬川を使っていたがオルンガを起用した狙いは? また、これまで江坂はチャンスメイクとしての役割が多かったが今日はフィニッシュに絡む活躍をしたことについてどう感じたか)
今週の公開トレーニングでもしオルンガを使っていたとしたらおそらくメディアの方たちに書かれてしまう懸念があった。彼は本来であればアフリカネイションズカップを終わって一旦ケニアに戻ってから日本に帰国する予定だったが、彼が現地に滞在している時から(レイソルの)スタッフとコンタクトを取っており、甲府戦を見据えて(開催地の)エジプトから直接日本へ戻って来るように段取りをしていた。そして今日先発に起用し、結果を見てもらえればわかると思うが我々の判断が正しかった。 前線でターゲットにもなるし、エリアの中で起点も作れる。前線で非常にいい動き出しをしながらいくつもチャンスを作った。アシストもしたし得点もした。彼については本当に今日は申し分のない働きをしてくれたと思っている。
江坂の特長の一つとして、戦術理解度が非常に高い。彼の技術については非常に高いレベルでプレーすることが出来る。インテリジェンスの高い選手だと評価している。今日のゲームの流れの中で状況によって中盤でプレーしたり、フィニッシャーとしてより前線でプレーするという使い分けが非常に効果的に出来ていた。それこそ彼に求めていることで、ゲームメイクをしながらフィニッシュのところまで持っていける。それが彼の良さでもあるし、その役割を彼自身もきちっと理解してしっかりやってくれた結果だと思っている。 - 江坂 任 選手
- (自身の1点目は)クロスに対して入れずに遅れてしまったが、相手のクリアミスが上手くこぼれてきたので、イメージ通りのシュートになった。2点目は、ルーズなボールが上がってミカ(オルンガ)が競るのが見えたので、勝てるかなと思って走り込んだら勝ってくれた。ボールを運んで(GKの)股を狙ったが、足を閉じたか足を抜いたので脇下を通るような形になった。今までの(リーグ戦での)ゴールは勝ちに繋がっていなかったので、こうやって勝ちに繋がるゴールが決められてよかった。あとは3連勝できたということが大きいし、(自身の1点目は)1点迫られていた状況だったので、そこで離して相手の勢いを出させなかったのが良かったかなと思う。
ここ3.4試合はすごく自分もコンディションが良いし良いプレーができていたので、あとは勝ちに繋がるゴールだけだと思っていた。それが結果に表れて良かった。次郎さん(鎌田)が帰ってきて後ろもまとまりが出ているし、ポゼッションの部分でも入口が良いので自分も良い受け方ができている。後ろの安定、全員の守備の安定が今のチームが好調な要因かなと思う。(自分としては)よくボールが受けられるようになったし、フォーメーションが4-4-2に戻ってポジションチェンジがよく行われているのでそこで相手を剥がせている。点は取れるときには取れるし取れない時には取れない。取れない時には我慢してチャンスをうかがって、チャンスが来たときに決められるように常に準備していきたい。ゴール前に行く回数が明らかにここ3試合増えたので、そう考えると(ゴール前に行く)数を増やせばゴールも増えてくるので、そこは精度も上がってきているしゴールが増えた要因だと思う。 - 小池 龍太 選手
- (オフサイドが多く見られた試合だったが)前向きにボールを持っている選手がいるときは効率よく、相手の裏を取っていくのが一番ビルドアップとして最有力事項というか自分たちがまず目指しているところ。それは監督からも求められていることで、オフサイドになってもいいから背後に抜け出して、というプレーが全員意思統一してできているんじゃないかと思う。もちろんオフサイドにならないようにしたいけれど、まず動き出しているということが良いのではないかと思う。(後半は)確実に僕たち自身でこの試合を難しくしたのは間違いなくて、後半の入りは自分たちにとって反省しなければいけないところで、次の試合に向けての課題だと思う。
今日の試合は前線の選手に助けられたし、あのシーン(3点目)で1点差よりも2点差を作ってくれた前線に感謝しなければいけない。前線の競争がすごく激しくなってきた中で新加入選手も来て、一人一人が結果を残したいという気持ちでやっているからこそのハイパフォーマンスだったと思う。それは前線の選手たちが続けていかなければならないことで、今日のパフォーマンスを維持してもらいたいし、逆に僕ら(守備陣)は2失点してしまっているので、また無失点で試合を終えるという僕らにとってのパフォーマンスをしっかりと出さなければいけない。それを11人全員で意思統一して、後ろだけが守って前だけがゴールを決めるのではなくて、全員でサッカーをするというのをもう一度見つめなおして次の試合に臨みたい。 - 古賀 太陽 選手
- (失点について)ペナルティエリアに入られる前にいかに奪いきるかというところが大事だと思うので、良い形で前向きにボールを触らせないようにまずは誰がどの選手を見るのかというのはしっかりしておくべきだった。ハーフタイムに監督からも、後半の入りは集中して入れという風に言われていたし、集中して入らなければいけないという意識はあったけれど、ああいった形で後半開始早々に失点してしまったのは事実なのでそこはもっと前半と同じような強度で継続して入っていかなければいけなかったと思う。(2失点目も)ボールウォッチャーになってしまっていたというのもあるし、ボールばかり見ていないで走られた選手に付いていくというのを徹底してやっていかないといけない。簡単にやられすぎたと思うし、(人数が)足りていないなら足りていないで前の選手がカバーすることも大事だけれど、はたかれた後に付いていくことはしっかりやっていかないと、ああいった失点が増えていくと勝てる試合も勝てなくなっていくと思うので、一人一人の意識の部分が大事だと思う。僕自身も人は見ていたけれど一番危ない位置というのを把握できていなかった。走られているということもあまり認識できていなくてペナの脇を取られたので、その辺りも自分がまずは気付いて危ない位置に立つべきだし、立てない場合はほかの選手を動かすことが大事。一瞬一瞬時間は短いけれど、そこは判断して対応しなければいけない。
- 鎌田 次郎 選手
- 後半の1失点目で試合を難しくしてしまった。相手がドゥドゥを入れてきて圧力をかけてきた中で簡単に受けすぎた。反省点を挙げるならば失点の部分だったり後半の進め方だと思う。(1失点目は)プレッシャーに行けていなかったというのもあるし、相手の変えてきたフォーメーションに戸惑ったというか、どうするかというのを確認する前に(ボールを)運ばれてしまった。2失点目も簡単に突破されすぎてしまったし、中の対応や(中村)航輔からこぼれたボールに対する全体の反応も遅かった。今日はディフェンスの選手は反省しなければいけない点も多いし、前の選手に感謝しなければいけない。相手が前がかりに来たというのもあるし、後半2トップ二人を並べてきたのでその辺でちょっとズレが生じてしまった。勝負を決める点差とか3点目4点目という話をずっとしてきたので、前の選手には本当に感謝したいし、1失点目は本当に後ろの選手の準備不足だったと思うのでしっかりと反省して、(失点を)0で抑えて3点目4点目を取っていけるようになればいいと思う。チームなのでそういったこと(前線と守備陣で助け合うこと)ももちろんあるけれど、誰かがやってくれるじゃなくて自分がやってやるという気持ちでチームを助けていかなければいけない。また気を引き締めて練習からやらなければいけないと思う。
- クリスティアーノ 選手
- 得点シーンはミカ(オルンガ)がスピードで相手を勝ってくれて、自分もスピードを出してエリアに入った。ああいったボールをミートさせるのはなかなか難しいけれど、良いシュートを打つことができた。今までの試合で得点は少なかったとはいえ得点機はかなり演出してきたし、今日も前半だけで言うと4点取ってもおかしくなかった展開だったと思う。今日は得点機も多く作りながら大量得点を取ることができた。ただ後半開始早々に失点をしてしまったことが残念だったが、後半も得点シーンは自分たちの方が多く作れていたと思う。誰が点を取ってもおかしくないと思うし、何よりも勝利が大事。2位との勝ち点差はないし、首位との差も3になったのでやはり昇格と優勝を目指して頑張っていきたい。
- オルンガ 選手
- まずは監督が私を信頼して起用してくれたことを心から感謝したい。試合に関しては自分としては首位との勝ち点差を縮める大きなチャンスだと思っていた。この試合に関しては多くのサポーターに後押しをしてもらったことを感謝したいし、この調子でこれからも継続して首位を目指していきたいと思う。(1点目のアシストのシーンは)クリスとはもともと練習を初め試合でも連携を高めているコンビだと思うし、今週の2日間の練習の中でそういった攻撃的なパターンもお互いに連携を取りながら練習をしていたので、それもあって試合で結果を出すことができた。2点目はストライカーとしてまず諦めないことが大事だと思ったし、あの得点に関しては少し難しい状況の中で私が最後まで信じることでゴールを決めることができた。後半の似たような場面ではGKに阻止されてしまったが、常に信じてプレーするということで結果に結び付けていきたい。やはり勝つことによって選手個々が自信を身に付けて、チャレンジをしたくなったり恐れずにやろうという気持ちになって今日はFW3人が点を取ることができた。今までも得点機はたくさん作りながらもそれを決められないもどかしさはあったと思うが、自信を持ってもっと活き活きとした攻撃をこれから試合で展開していけるようにしたい。