試合結果・日程
FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2011 準々決勝
2011年12月11日(日) 19:30 KICKOFF 豊田スタジアム

HOME | 試合終了 | AWAY | ||
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53分 レアンドロ ドミンゲス | 58分 ウンベルト スアソ |
53分 レアンドロ ドミンゲス | 58分 ウンベルト スアソ |
得点
時間 | チーム | 背番号 | 名前 | 得点経過 (~:ドリブル、→:グラウンドパス、↑:浮き球パス、S:シュート) |
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53分 | KSW | 10 | レアンドロ ドミンゲス | 中 10 ~ 相手DF こぼれ球 18 ↑ 10 右足S |
58分 | MON | 26 | ウンベルト スアソ | 中 19 ~ → 26 左足S |
PK戦
チーム | 1st | 2nd | 3rd | 4th | 5th |
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MON | 8 × | 26 ○ | 20 ○ | 1 × | 19 ○ |
KSW | 10 ○ | 15 ○ | 28 ○ | 18 × | 11 ○ |
メンバー
- 監督
- ネルシーニョ
- 監督
- ラモン トゥリブリエッチ
位置 | 背番号 | 名前 | シュート | 位置 | 背番号 | 名前 | シュート | ||
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前半 | 後半 | 前半 | 後半 | ||||||
GK | 21 | 菅野 孝憲 | 0 | 0 | GK | 1 | ホナタン オロスコ | 0 | 0 |
DF | 3 | 近藤 直也 | 0 | 0 | DF | 4 | リカルド オソリオ | 0 | 0 |
DF | 4 | 酒井 宏樹 | 1 | 2 | DF | 5 | ダルビン チャベス | 0 | 0 |
DF | 5 | 増嶋 竜也 | 0 | 1 | MF | 8 | ルイス ペレス | 1 | 0 |
MF | 7 | 大谷 秀和 | 0 | 0 | FW | 11 | セルヒオ サンターナ | 1 | 0 |
MF | 10 | レアンドロ ドミンゲス | 0 | 4 | DF | 15 | ホセ マリア バサンタ | 0 | 0 |
MF | 15 | ジョルジ ワグネル | 1 | 2 | MF | 17 | ヘスス サバラ | 0 | 1 |
MF | 18 | 田中 順也 | 1 | 1 | MF | 18 | ネリ カルドソ | 2 | 0 |
FW | 19 | 工藤 壮人 | 2 | 2 | FW | 19 | セサル デルガド | 1 | 0 |
DF | 22 | 橋本 和 | 0 | 0 | DF | 21 | ヒラム ミエル | 0 | 0 |
MF | 28 | 栗澤 僚一 | 1 | 0 | FW | 26 | ウンベルト スアソ | 1 | 3 |
位置 | 背番号 | 名前 | シュート | 位置 | 背番号 | 名前 | シュート | ||
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前半 | 後半 | 前半 | 後半 | ||||||
GK | 1 | 桐畑 和繁 | DF | 2 | セベロ メサ | ||||
DF | 2 | 中島 崇典 | DF | 6 | ミゲル モラーレス | ||||
MF | 8 | 澤 昌克 | MF | 7 | ヘスス コロナ | ||||
FW | 9 | 北嶋 秀朗 | FW | 9 | アルド デ ニグリス | 0 | |||
FW | 11 | 林 陵平 | 0 | GK | 12 | ヘスス ダウト | |||
MF | 13 | 兵働 昭弘 | FW | 13 | アブラハム カレノ | ||||
GK | 16 | 稲田 康志 | MF | 14 | セサル デラペニャ | ||||
MF | 17 | 安 英学 | FW | 16 | ギジェルモ マドリガル | ||||
MF | 20 | 茨田 陽生 | MF | 20 | ワルテル アジョビ | 0 | |||
MF | 29 | 水野 晃樹 | FW | 22 | マルセロ カサウボン | ||||
MF | 32 | 山中 亮輔 | DF | 24 | セルヒオ ペレス | 0 |
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警告・退場
時間 チーム 名前 理由 21分 KSW 栗澤 僚一 ― 26分 KSW レアンドロ ドミンゲス ― 40分 MON ダルビン チャベス ― 84分 KSW 橋本 和 ― 103分 MON ホセ マリア バサンタ ― -
交代
時間 チーム 交代 91分 MON ダルビン チャベス → ワルテル アジョビ 97分 MON セルヒオ サンターナ → アルド デ ニグリス 100分 MON ネリ カルドソ → セルヒオ ペレス 106分 KSW 工藤 壮人 → 林 陵平 -
試合統計情報
KSW チーム MON 18 シュート 10 7 枠内シュート 3 25 ファウル 23 11 CK 4 0 直接FK 2 0 間接FK 0 1 オフサイド 3 3 警告 2 0 退場 0 53% ボール支配率 47% 41分 インプレータイム 36分 -
データボックス
天候 屋内 入場者数 27,525人 風 無風 主審 ピーター オリアリー 気温 9℃ 副審 ジャン ヘンドリク ヒンツ 湿度 47% 副審 ラビネシュ クマル ピッチ ― 4審 ラフシャン イルマトフ
試合終了後のコメント
- ネルシーニョ 監督
- われわれはJリーグが終わってからこの大会に入るまでに、準備する時間が4日しかなかったが、1回戦、今日の試合と勝利することができた。次に対戦するサントスは優勝候補と見られている。皆さんも、決勝戦の組み合わせはサントスとバルセロナと思われているでしょう。サントスの選手個人の力、チームの力は否定しないが、選手と話しながら、チームとしてしっかりと準備していきたい。
Q.前半は両サイドバックの裏を突かれていましたが、どのような対策を取りましたか?
A.立ち上がりはその問題が確かにあり、後手を踏んだシーンもありました。酒井と(橋本)和のマーキングがしっかりできていなかったのが原因です。前半のうちから声を掛け五分に持っていけたのですが、ハーフタイムに話してしっかりと修正し、後半は思い通りの守備ができました。モンテレイを追い込み、相手はカウンターを狙ってきましたが、われわれが攻めている時の準備、リスク管理はできていました。PKでの勝利ですが、勝ちに値する試合ができたと思います。
Q.今日は選手交代に慎重でした。酒井選手は脚をつっていましたが?
A.酒井は前の試合で膝をケガしていました。今日の午前中に最終的なチェックをして、痛みがないということで出場しました。プレー中にまた痛みが出てきたのかと思われたシーンがありましたが、ドクターがゴーサインを出したのでそのままプレーを続けました。今日の交代策としては、工藤が90分プラス15分プレーしていて、工藤にも相手のDFにも疲労が見えたので、林を投入しました。
Q.柏の監督になってから非常に素晴らしい成功を収め、このFCWCでも2勝していらっしゃいます。その秘訣は何でしょうか。
A.私がレイソルで仕事を始めて2年半、改革をしてきました。勝利の文化を築くこと、それをスタンダードにすることを目指してきました。Jリーグでタイトルを取れば、この世界大会に参加できるというモチベーションがありました。今は選手にとっても私にとっても貴重な体験ができています。
Q.次の対戦相手、サントスをどう見ていますか。レイソルは連戦が続いていますが、それが逆にアドバンテージになっているのでしょうか。
A.今のわれわれは慣れない環境下にいますが、特に若い選手にとっては、これまで対戦したことのない外国の相手とサッカーをするという、非常にまれな経験をしています。世界でもトップクラスのチーム、サントスには個人的にも能力の高い選手がいて、優秀な監督がいます。そういうハイレベルなチームとやるのも新しい経験です。私にできるのは情報を収集し、ゲームプランをしっかりと立てること。先ほど選手たちは、ロッカールームで「ついにあのサントスとやれる」と非常に喜んでいましたが、われわれとしてはゲームプラン通りに、いい準備をして臨みたいと思います。
連戦については、ものごとにはいいことと悪いことがあるということです。次の試合は、お互いに全力で最善の準備をして、最高のゲームをしたいと思います。
Q.ネルシーニョ監督とサントスとの過去の相性はどうだったのでしょうか?
A.サントスと私の歴史はあります。サントスの選手としても在籍経験がありますし、監督としても短い間ですが一度働きました。愛情あるクラブですが、今私が率いているのはレイソルです。サントスに愛情がある分、レイソルにとっていい結果を残したいと思います。 - 菅野 孝憲 選手
- 最初の15分間、そのピンチで落ち着いて対応できたことが、最後の結果につながった。苦しい時間帯は試合の中で絶対あることは全員が認識しているし、耐えれば自分たちの時間が来るともわかっている。最後まで足が止まらず、チャンス作っていたのは、後ろから見ていて心強かった。PKの情報はなかったけど、それはお互い様。その時の対応力を高められるチャンスでもある。いま日本を代表してサッカーができていること、見ている人に勇気を与えたりできることは、本当に幸せなことです。次のサントスは格上だけど、サッカーは強いチームやいい選手がいれば勝てるわけじゃない。勝ったチームが強い。思い切り戦いたい。
- 栗澤 僚一 選手
- 押しこまれても「引いたら負け」だと思っていた。前から行かないとボールは奪えないし、相手のミスも起こらない。引いてしまうと好き勝手やられてしまうので、強い気持ち、強いプレッシャーをかけるよう心がけた。前半は相手のプレスが強く、奪ってもなかなか攻められなかった。でも後半はスペースを使えるようになって手ごたえがあった。
- 工藤 壮人 選手
- 相手のパスワークへの対応が遅れて、初めはすごくバタバタしたけど、最少失点で踏ん張ってくれた後ろの選手に感謝したい。徐々に慣れて、ウチらしい攻撃を出せたと思う。その中で自分はポストプレーでしっかり収めて、攻撃の起点になれた。ただフィニッシュで決めきれなかったことは課題です。PKでも勝ちは勝ち。どんな試合でも勝ち切るという今年のレイソルの象徴のような試合ができた。サントス戦ではサプライズを起こしたい。
- 橋本 和 選手
- 片方のサイドが上がったら、片方が下がるのがウチのやり方。右で酒井とレアンドロがいい攻撃をしていたので、しっかりバランスをとった。モンテレイは今まで経験したことのないうまさと強さがあった。慣れるまで少し時間がかかったが、後半はポゼッションしてリズムがつかめたし、1対1でも仕掛けられた。
- 近藤 直也 選手
- スアソは前でそれほど動き回らず、チャンスの時に一気に動く感じだったので、120分戦ったけど大きくは疲れなかった。今日はオークランド戦の時と違って芝が濡れていなかったので、少しやりずらかった。監督から言われていたように、ノーリスクで裏を狙うフィードを狙っていった。中2日は厳しいけど、全力で100%回復に努めます。
- 酒井 宏樹 選手
- 自分が攻撃参加しても、クリさんとかが後ろをカバーしてくれるという安心感がある。攻撃させてもらっているので、結果を出さないとという気持ちをもっていつもプレーしている。
- 田中 順也 選手
- 90分で決着をつけたかった。浮き球やハイボールを収めるところはトラップがうまく出来たが、グラウンダーは工藤の方がうまく収めていた。逆にモンテレイのFWは身体が自分よりも小さいのに、テクニックがあってしっかりキープしていた。監督に求められるプレーをしっかりやりたい。
- 大谷 秀和 選手
- 立ち上がりは相手の強さを肌で感じる時間が続いた。そこを耐えて、相手の動きも落ちたことで、スペースができて、相手を動かすようなプレーができた。とにかく我慢しようと。押しこまれた時間を我慢できることがチームとしての成長です。Jリーグで苦しい時間で失点しない強さが身についた。中2日で延長になっても最後まで走りきれていたのは、日頃のトレーニングのおかげだと思います。
- 林 陵平 選手
- オレのところにPKが回ってくるっていうのはサッカーの神様が見てくれていたのかな、と思います。今年は非常に苦しい思いを沢山してきたので、絶対にチャンスは来るって思っていた。ヒーローになる場面で自分に回ってきた。PKは外したことがなかったので、自信があった。絶対に決めてやるって思っていた。ネルシーニョも自分を5番目に選んでくれた。PK戦まできたら、絶対にサントス戦までいこうという強い思いがあった。中2日だけど、体力よりも気持ちのモチベーションのほうが上回ると思う。
- レアンドロ ドミンゲス 選手
- モンテレイはハイクオリティのチームで、強かった。そして良いゲームにもなった。得点のシーンのところまでは、我々もパスをつなげて良い展開になっていた。そこで点を取れてよかった。CWCというのは全世界でサッカーをしている人の夢だと思う。柏レイソルというチームで、勝利に貢献できるゴールが決められて本当に嬉しい。チーム全員に感謝しています。サントスはブラジルを代表するチーム。我々にとってとても難しいゲームになると思うが、準備はできています。驚かせられるような試合をできると思っている。