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Vitoriaインタビュー

Vitoria vol.339
interview

22DF
パク ジョンス

PARK Jeongsu

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----加入から2か月が経ちましたが、レイソル移籍の理由を教えていただけますか?

「新しいチャレンジという意味が一番大きいです。F・ マリノスも良いサッカーをしていましたが、レイソル のサッカーが非常に魅力的でプレーしてみたいと感じ ましたし、他のチームで自分がどれだけできるかを確 認したくて移籍に至りました」

----具体的にその魅力とは?

「選手全員がレイソルのサッカーを意識してイメージを 共有していますし、同じサッカーをやっていくという 姿勢が見て取れました。あとはビルドアップをしてい くスタイルと、強力な攻撃陣が揃っている点で魅力を 感じました。ただ、一番はビルドアップの部分です」

----実際に入ってみて、レイソルの選手と一緒にプレーをした感想はいかがですか?

「自分がイメージしていたとおりに、選手個人個人の能 力が高いうえに、監督がやろうとしているサッカーに 対して全員が共通意識を持っている。予想したとおり、 良いチームだという印象です」

----韓国人の選手、特にDFは球際の強い選手が多いです。パク・ジョンス選手もそういう部分を持っていますが、ビルドアップに関してはどのように身につけていったのでしょうか?

「僕は高校までボランチをやっていました。ボランチで プレーしながら、センターバック(CB)がこういうプ レーをしてくれたら助かるということを感じていたの で、大学に進学して、CBにコンバートされた後には、 高校までボランチをやっていた感じたことをCBとしてやるようにしています」

----高校と大学のサッカーはパスをつなぐスタイルだったのでしょうか?

「いえ、そういうサッカーはやったことはなかったです。 僕は中学生の頃からバルセロナのサッカーが好きでよ く見ていました。それを見ながらどうやってボールを 動かして、どうプレーをするのかを熱心に見ていた影 響はあると思います。個人練習では、そのイメージを 持ちながらいろいろなことを考えてプレーをして、他 の選手と比べて自分だけが持っているもの、違いは必 要だと思いましたし、相手のMFはここにパスを通さ れたら嫌だろうなと考えながらやってきたことが、こ ういうプレースタイルになったのだと思います」

----パク・ジョンス選手のレイソルでのリーグ戦デビューの相手は、昨季まで在籍していた横浜F・マリノスという因縁がありました。

「試合前からF・マリノスとの対戦ということで自分自 身楽しみにしていました。試合中も楽しかったですし、 対戦相手のF・マリノスの選手の特徴をチームメート に全て伝えたうえで、我々がやろうとしたサッカーが できて、結果を出すことができました。非常に良い試 合だったと思います」

----しかしACLでは1敗1分と結果が出ていません。

「結果は2試合とも残念でした。もう少し勝ち点を積み 重ねられればよかったと思います。ただ、まだ試合は 残っていますし、勝ちにこだわって、まずはグループ リーグ突破を目指します」

----今回の相手は香港の傑志です。どのような印象がありますか?

「特に警戒しなければいけないのはフォルラン選手だと 思います。フォルラン選手はヨーロッパでも活躍した 非常に優れた選手だというのは誰でもわかっています。 ただ、僕の立場からすれば、相手は誰が出てこようと もチームの勝利のためにプレーをするだけなので、自 分の長所を生かしてチームの勝利に貢献していきたい です」

----天津権健戦では、最後にモデスト選手、パト選手というワールドクラスの一発で勝利を逃しました。あの試合の反省材料を生かさなければいけないでしょうか?

「チームメートからは、昨年も試合を支配していたのに、 最後の最後で失点をしてしまって勝点を落としたとい う話を聞いています。そういう部分は選手同士で話し 合い、これから改善しなければいけません。そこを改 善することでリーグ戦とACLで良い結果が付いてく るはずです。また、試合終盤で勝っている状況では無 理にビルドアップをするのではなく、セーフティーに プレーすることや、できるだけ相手陣内でプレーする ことも大事になってくると思います」

----最後のサポーターへのメッセージをお願いします。

「アウェイでの全北戦とホームの天津戦ではたくさんの 応援ありがとうございます。残念な結果になってしまっ たのは大変申し訳ないですが、残りの試合は面白くて 強いサッカーを見せたいと思っていますし、そのサッ カーをするために日々頑張っています。皆さんの応援 が僕たちの力になりますので、引き続き熱い応援をお 願いします」

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