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Vitoriaインタビュー

Vitoria vol.308
interview

37FW
クリスティアーノ

CRISTIANO

---レイソルに復帰した今の心境を聞かせてください。

「我が家に戻ってきた感覚です。慣れ親しんだクラブでもありますし、そういう気持ちがあったから柏に帰るという決断に至りました。アットホームで居心地の良い場所です」

---昨年との違いや変化は感じていますか?

「昨年もチームの特徴としては非常に攻撃的だったと思うんですが、今年はさらに攻撃的になっていると思います。世界的なサッカーの流行を見ても前線からのマークを求められている中で、我々のチームもそこを導入してようとしていますし、それが下平監督のチームの特徴ですね」

---復帰初戦となったアルビレックス新潟戦はスタメンで出場しました。チームへの適応に特に問題はなかったですか?

「フィジカル的な要素では、その前の週までヴァンフォーレでプレーしていましたし、適応という部分においても選手は知っているメンバーばかりで、それぞれの特徴は把握しています。監督のプレースタイルも、先ほど攻撃的だと話したとおり、自分の好きなスタイルだったので、適応が難しいという印象はなかったです。サッカーをやるうえで一番大切なのは、いかに自信を持ってグラウンドに立つかだと自分自身は自負していますので、環境が変わってもそういうことは意識しようという決意を持って、柏に戻ってきました」

---ディエゴ・オリヴェイラ選手、伊東純也選手は今季加入した選手です。攻撃の特徴は昨年との違いを感じていると思いますが?

「ディエゴ、伊東ともお互いをよく理解できています。ディエゴは速さと強さを兼ね備えていますし、伊東もかなりのスピードを持つ選手です。ご存じのとおり、僕自身の特徴としては強さと速さがあるので、より味方の特徴を理解したうえでグラウンドの表現していくことが当面の目標ですし、試合と練習を重ねるごとに、その特徴が発揮され、うまく噛み合っていくようにやっていければと思います。アルビレックス戦の前半で、僕のサイドチェンジから伊東がドリブルをして、ペナルティエリア内で僕がパスを受けた場面がありましたが、これからはあのように縦に速い攻撃が増えるのではないかと思っています」

---今節は昨年のJリーグ王者のサンフレッチェ広島を迎えます。クリスティアーノ選手はヴァンフォーレ甲府での最後の試合がサンフレッチェ戦でしたが、どのような印象でしたか?

「サンフレッチェと戦ううえでは、我々のスタイルは相手を脅かすことができるでしょうね。僕がヴァンフォーレの最後のゲームはサンフレッチェに0−3 で敗れてしまいましたが、ヴァンフォーレは非常に守備的なチームです。それでも後半には相手陣内に入りゴールを脅かす場面を何度か作りました。レイソルはアグレッシブなチームですから、サンフレッチェを相手にしても数多くのチャンスが生まれると思っています」

---昨年のアウェイでの対戦では、クリスティアーノ選手はサンフレッチェ相手にハットトリックを達成し、ホームの試合を含めるとサンフレッチェから1人で4ゴールを奪いました。

「アウェイの3−0 のゲームは多くのチャンスを作っていたので、もっと差をつけることができたと思っています。相手がどこであっても、我々は対戦相手を脅かすだけの力を持っているので、うまくゲームを支配してリズムをコントロールできれば、間違いなくサンフレッチェ戦も勝利で終えることができるはずです。個人的にはサンフレッチェとは相性が良いので、今年も少なくとも1ゴールは決められるようにしっかりやっていきたいです」

---警戒しなければならないポイントは?

「ピーター・ウタカ選手は多くのゴールを決めていますし、彼自身も良いシーズンを送っているので相当自信を持っていることでしょう。彼を抑えることが重要ですが、逆にサンフレッチェの攻撃を抑えられればレイソルの攻撃陣は必ずゴールは取れると思います。自分が決めること以上に、大切なのはチームが勝つことですので、しっかりと勝利で終えられるようにやっていきます」

---2nd ステージに懸けるクリスティアーノ選手の意気込みと目標を聞かせてください。

「僕は個人的に何ゴールを決めるという目標はなく、全ての試合に絡んでいけるシーズンにしたいと思っています。過去、累積で試合に出られないこともありましたので、まずは無駄にカードをもらわず、コンスタントに出場することが目標です。チームとしてはACL 出場が目標なので、それに向けて精一杯やっていきます。去年の最後の試合、天皇杯の浦和レッズ戦は敗れて涙を流しましたが、今年は勝って、タイトルを取って、嬉し涙を流してサポーターの皆さんと一緒に喜びを分かち合いたいと思います」

 

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