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Vitoriaインタビュー

VIitoria vol.280
interview

19MF
中川寛斗

Hiroto NAKAGAWA

―湘南ベルマーレの印象はいかがですか?

見ていても勢いがあるチームだと思うし、前節はヴァンフォーレに勝って、勢いだけじゃなく質も伴っているチームです。あの攻撃力に質が伴えばやりづらいですし、僕たちもメンタル的に良い準備をして臨むことが大事になると思います。

―中川選手がベルマーレへの期限付き移籍によって体得したものとは?

サッカーのこと以上に人として成長できたと思います。仲が良く、お互いが厳しいことを言い合えるチームでしたし、僕はそれまで「自分を高める」という考えだったんですけど、ベルマーレに行って「高め合う」ことを学びました。ベンチ外になった時にはどういう行動をすべきか、今後の自分につながるやり方やプロ意識を学べました。

―ベルマーレは、前節レイソルが敗れたモンテディオ山形と近いスタイルを持っています。同じ結果にならないために求められることは?

試合は何十試合と続いて、その中でずっと勝てればいいですけど、どこかで自分たちの現状を受け入れなければいけないタイミングが出てきます。それが今であって、特にストレスを感じなくても、今までどおりやっていけばいいだけだと思います。このサッカーは日本にもないですし、どこのチームを相手にしても通用すると僕は思っているので、モンテディオ戦のことは反省すべきですけど、僕たちは何も変えず、選手一人一人がコミュニケーションを 取って、ピッチ上で感じることをみんなで共有してやっていけば何も問題はないです。全てがうまくいくに越したことはないですが、そうじゃない時もあります。このタイミングで負けて、自分たちを見つめ直す良いきっかけにしないといけない。勝って見つめ直すのが一番ですけど、負けたからこそ、1点も取れなかったからこそ、学べるものも大きかったと思います。この先、3バックの相手や、ああやってプレッシャーをかけてくる相手には良い形でつなげられると思います。

―サポーターへのメッセージをお願いします。

着実にチームのレベルは上がっていますし、僕個人としても少しずつ進歩しているので、僕がプレーをしている時には最高の状態でレイソルのサッカーを見せたいと思います。信じて待っていてください。サポーターはすごいと思います。選手は入れ替わるのに、このエンブレムが好きでずっと信じてくれて、チームにとってみれば監督以上に大切な人たちなのかなとも思います。そういう人たちだからこそ、レイソルの先輩としての叱咤激励の言葉を信じて僕たちもやっていきたいですし、その言葉の重みは選手一人一人が受け止めています。僕たちは良いサッカーで勝って、最強のレイソルを見せたいので、最後はサポーターと一緒に笑って終わりたいと思っています。

 

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