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Vitoriaインタビュー

VIitoria vol.275
interview

15MF
武富孝介

Kosuke TAKETOMI

―ACLはプレーオフを含めて3試合を消化しました。ここまでを振り返って、どのような印象ですか?

プレーオフのチョンブリ戦は、初戦ということもあってなかなか点を奪えない試合になってしまいました。点を取ってもすぐに追い付かれ、焦りも手伝って時間が過ぎていった試合でした。でも、あの時期に120分やれたのは、体力的にも試合勘を戻すためにも大きかったと思います。

―グループリーグの初戦では、全北現代に苦しめられました。

単純に「強い」という印象でしたね。僕は初めて全北と試合をしたんですけど、フィジカルの強さを前面に押し出したパワフルなチームだったので、僕の持っていたイメージとは少し違ったんです。

―どのようなイメージを持っていたのですか?

もっとつないでくると思っていました。そうしたらフィジカル勝負で来ましたから。僕もボールに絡む場面が少なくて、後半は何本かモンちゃん(レアンドロ)と絡めたんですが、そういう時間帯を長くしていきたいと思います。全北のプレッシャーを掻い潜るぐらいにならないといけないですけど、なれると思っています。そのあとのビン・ズオンやヴィッセルとの試合で、相手のプレッシャーに対応できたのは、全北のハイプレスを経験していたおかげだと思っています。

―アジアトップクラスの実力を持つ全北との対戦は、ACLを優勝するための物差しの役割を果たしたのではないですか?

そうですね。アジアのレベルが分かったというか、全北のような相手に対して、自分たちのサッカーで勝てれば頂点も見えてくると思いますし、あのプレスを外せるようになれれば、チーム力の高さを示すことにもなります。そういう意味ではホームでの全北戦を楽しみにしています。

―ビン・ズオンに勝利し、1勝1分のグループリーグ首位で山東魯能を迎えます。山東魯能にはどのような印象を持っていますか?

強力な外国籍選手がいて、ACLに出てくるレベルのチームだなと思いますね。なんといってもジエゴ・タルデッリがいますから。ただ単に楽しみです。ブラジル代表のプレーを間近で見たいです(笑)。でも、ビン・ズオンと山東魯能の試合を見ても感じましたけど、海外のチームは強烈な選手がいても、切り替えの部分で遅れることがあります。手強い相手だとは思いますけど、少しの隙を逃さず狙っていきたいです。

―サポーターにメッセージをお願いします。

吉田監督のサッカーをみんなが理解して、選手同士でコミュニケーションを取り合ってやっています。ホームなので、しっかり自分たちのサッカーをして、今日も勝ち点3を取ります。

 

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