―レイソル移籍の理由を教えていただけますか？

レイソルは日本の中でも大きいクラブですし、自分がやるからにはタイトルの獲れるチームでプレーがしたいと思っていました。レイソルはここ数年タイトルを獲り続けているチームで、勝者になり得るチーム。そのチームからオファーをいただき、もう これは行くしかないと決断しました。

―実際に加入してチームの印象はいかがですか？

チーム全体を見たら、選手1人1人のテクニックが高く、『レベルが高い』という印象です。今、目の前にあるのはACLのプレーオフなので、それに向けて全員がトレーニングをしています。選手のレベルが高いので、あとは勝つという気持ちさえ持ってプレーできれば何も問題はないです。選手1人1人のパワーを考えたら、かなり良いチームになると思います。

―ACL のプレーオフを迎えますが、こういう試合の経験はありますか？

レッドブル・ザルツブルク（オーストリア）時代に、UEFAチャンピオンズリーグのプレーオフを戦ったことがあります。

―プレーオフで勝つための重要なポイントは？

まず、Jリーグとの違いは1試合しかないということ。だからミスをしてはいけない、そして全て自分たちのやるべきことを出さなければ勝てない。ただ、先ほども言いましたが、レイソルは1人1人のテクニックが高いチームですから、いつもどおりの試合ができれば勝てるはずです。

―プレーオフによって例年より早く仕上げなければいけませんが、その点は問題ありませんか？

はい。選手にとっては、試合ができるということが一番幸せですから。練習、練習、練習と続くよりも、早く公式戦を戦いたいですよね（笑）。今は厳しいトレーニングが続いていますが、シーズンが始まれば普段も試合に応じた練習になりますから、内容も変わってきますからね。

―ACL 本戦に進むと過密日程になりますが、それはクリスティアーノ選手にとって喜ばしいことなのですね？

そうですね、試合が多いことは気になりません。試合があればあるほど自分は嬉しいです。

―サポーターへのメッセージをお願いします。

練習から100％でやっていますが、その力を試合のピッチで出すための練習だと思いますし、自分の持っているものを全て出し切り、常に100％の力でサポーターの前に立とうと思います。ピッチに立ちたい、試合に勝ちたい、タイトルを獲りたい、そういう気持ちで戦います。自分のサッカー人生でタイトルを獲った経験もありますし、その時の喜びは覚えています。レイソルでタイトルを獲れるように頑張ります。