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Vitoriaインタビュー

VIitoria vol.294
interview

9FW
工藤壮人

Masato KUDO

―前節の清水エスパルス戦から2 週間が開きました。チーム状態はいかがですか?

リーグ戦の残り2 試合と天皇杯へ向けて、選手たちはピッチで全力を尽くすことだけを考えてやってきました。それぞれが身体のケアを入れつつも、チームとしては戦術的な練習をしっかり詰めたので、とても良い2 週間になりました。

―エスパルス戦はレイソルらしさが出た非常に良い試合だったと思いますが?

内容については手応えがありました。エスパルスはすでに降格が決まっていただけに逆に難しい相手でしたが、そういう相手に対して勝ち点3を取れたのは自信になりますし、ビッグチャンスも作られなかったので、チームの成長を感じることができています。

―その前の鹿島アントラーズ戦で優勝の可能性が潰え、チームが勢いを失う可能性もあった中で、失速せずに奮い立てた要因は?

逆転された反省点を選手それぞれが真剣に捉えることができたからだと思います。アントラーズ戦は普通の敗戦ではなく、自分たちの優勝の可能性が絶たれた敗戦でしたから、それを重く受け止めて、選手たちが思ったことをエスパルス戦ではプレーで表現できました。エスパルス戦は始めから最後まで焦らず、良い時間帯に(大津)祐樹のゴールで先制でき、アントラーズ戦の反省を踏まえながらゲームをコントロールできたのが大きな要因だったと思います。次の相手、FC 東京もチャンピオンシップ出場に向けて気持ちが強いでしょうから、そういう部分をうまくいなしながら、90分を通して試合をコントロールしていければ勝機を見出せるはずです。

―FC 東京の印象は?

しっかり守り、そこから攻撃へ出て行く。そして先に1点を取って、自分たちで試合をコントロールしてくるという印象です。相手の攻撃に耐えながらカウンターで仕留めるチームなので、うちとしてはそういう相手に対して変なボールの奪われ方をしないこと、しっかりリスクマネジメントをしてカウンターに備えること。そういう基本的なことが大事になってくると思います。

―リーグ戦は残り2 試合になりました。天皇杯を含め、残りのシーズンへの意気込みとサポーターへのメッセージをお願いします。

簡単な試合はありません。どこも実力のあるチームですが、天皇杯に関しては優勝しなければいけないと思っています。選手の力だけでは達成は難しいので、サポーターの力が必要です。リーグ戦残り2 試合と次の天皇杯は日立台で戦えるアドバンテージがありますから、ぜひスタジアムに足を運んで満員にして、僕たちを後押しをしてください。元日まで一緒に戦いましょう。

 

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