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Vitoriaインタビュー

VIitoria vol.293
interview

17MF
秋野 央樹

Hiroki AKINO

―今節は名古屋グランパスを迎えます。グランパスにはどのような印象をお持ちですか?

前線に高さや速さを持った特徴のある選手がいて、中盤にもうまい選手が揃っています。各ポジションにレベルの高い選手がいるという印象があります。3、4 年前の個の能力を押し出していた頃とは少し印象が違いますが、それでも個の強さが感じられますね。

―ファーストステージ第17 節の対戦では、レイソルが主導権を握っていたにもかかわらず、グランパスにワンチャンスを決められて敗れました。おそらく今回もレイソルがボールを持つ展開になると思いますが、勝負のポイントはどこになるでしょうか?

まずは決められる時にしっかりと決め切る。最近はシュートチャンスこそあるけれど、なかなかゴールに結び付けられない試合が続いています。最後のところで冷静になってゴールに流し込めるかだったり、ラストパスの精度だったりが大事になると思っています。

―前節のガンバ大阪戦でも良いリズムでゲームを進めていましたが、その時間帯に決め切れず、カウンターから失点してリズムを失いました。

そうですね。あの試合も前半の良い時間帯にはチャンスがありましたし、そこで先制できていれば展開は変わっていたと思うんです。

―前節のガンバ戦だけでなく、モンテディオ山形戦でもカウンターを受ける場面が多かったです。ファーストステージのグランパス戦もカウンターから失点をしました。守備面では、いかにカウンターを防ぐということが求められるのでしょうか?

カウンターをゼロにするというのは難しいですが、受ける回数は減らさなければいけないと思います。そのためには、まずシュートで終わること。パスミスをなくすこと。それから、ボールを失った瞬間のプレッシャーを速くすること。最近はボールを失った後の守備が、連勝していた時に比べると遅れている印象があるので、周りの選手が厳しい声を掛けてでも前から行かせないといけないですし、奪われた選手もすぐに奪い返しに行かないと。そういう基礎のところを見つめ直さなければ、相手に好き放題やられてしまいます。小さいことを疎かにするだけで大きな穴が空いてしまうので、全員が基礎の部分を振り返ることができ るかが鍵になると思います。

―リーグ戦はラスト5 試合です。首位とは勝ち点8 差と難しい状況になりました。

可能性がある限り選手は諦めていません。来年のACLにも出場したいですし、まずは今度のグランパス戦に勝って、残り5 試合をサポーターと一緒に喜びたいと思っています。

 

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