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Vitoriaインタビュー

VIitoria vol.285
interview

21GK
菅野孝憲

Takanori SUGENO

―セカンドステージの開幕を迎えます。セカンドステージに臨む上で、1ステージ制との違いはありますか?

ファーストステージが終わったといっても実感があまりないですね。ファースト、セカンド、チャンピオンシップと、1つのリーグで3 つタイトルがあるような捉え方でいます。ファーストステージで躓いたチームにとっては、タイトルを獲るチャンスが出てくるし、僕たちはそのグループに入っています。結果的に今の状況を見たら、2 ステージ制は僕たちにとってはありがたかった。ただ、あまり2 ステージ制だからという意識はないですね。どんなレギュレーションでも強いチームが優勝しますし、弱いチームは負ける。結局、結果とはそういうことだと思います。

―結果の出なかったファーストステージをどう捉えていますか?

新しいことをやろうとしている時に時間や忍耐は絶対に大事だと思うし、去年のように結果を出したチームがなぜこの成績なんだと見られると思いますが、さらに上に行くことを考えてスタイルを変えたと思うので、通らなければいけない道だと思っています。本来はその道を、結果を出しながら通るのがベストだと思いますし、今いる位置には絶対にいてはいけないんですけど、最終的に行き着く場所がぶれず、より強いチームになるのであれば、遠回りにも耐えなければいけないと思います。

―セカンドステージ開幕戦はサガン鳥栖を迎えます。サガンの印象はいかがですか?

前回アウェイで対戦した時期は、サガンはほとんどのゴールをセットプレーから挙げていましたが、まさにそのイメージです。僕たちもセットプレーでやられましたし、今回も簡単に深い位置でファウルをしないことや、ロングスローには警戒が必要です。あとはカウンターも相手のストロングポイントなので、変なボールの奪われ方をしてはいけないと思います。

攻撃面ではどうでしょうか?

アウェイのサガン戦に限らず、ファーストステージでは引いてブロックを作る相手にかなり苦しみました。サガンは、去年からプレスに来るというよりも引いて守備をするようになった印象があります。今年の対戦でも両サイドはあまり高い位置を取らずに、低い位置で守備をしてきました。カウンターには気をつけなければいけないですけど、僕たちがボールを支配できると思いますから、狭いスペースの中でどれだけボールを動かし、チャンスを作れるか。今年は引いた相手に対しシュートを打てなくなることが多いので、ボールをただ持っ ているだけにならないように、シュートシーンをどんどん増やさないといけないですね。

 

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